オンライン診療の保険証はどうする?確認方法と事前準備を解説
オンライン診療を受ける際にも、保険診療の場合は健康保険の資格確認が必要です。ただし、対面診療とは異なり、画面越しの確認や専用のオンライン手続きを利用することがあります。
現在は従来の健康保険証から、マイナ保険証や資格確認書を使用する仕組みに移行しています。そのため、以前と同じ方法で保険証を提示できるとは限りません。
この記事では、オンライン診療での保険証の取り扱い、マイナ保険証の確認手順、資格確認書の使い方、受診前に確認したい事項について解説します。
オンライン診療で保険証は必要?基本的な仕組み
オンライン診療でも、健康保険を利用する場合には、医療機関が患者の保険資格を確認します。これは、加入している医療保険や資格の有効性などを確認するための手続きです。
現在はマイナ保険証か資格確認書を使用する
従来の健康保険証は2025年12月1日で有効期限が終了しました。有効期限切れの保険証を利用できる暫定的な対応も、2026年7月31日で終了しています。
現在は、健康保険証として利用登録したマイナンバーカードである「マイナ保険証」か、加入する医療保険者が交付する「資格確認書」を使用します。
オンライン診療では、マイナ保険証によるオンライン資格確認のほか、資格確認書を画面越しに提示する方法にも対応しています。
保険診療と自由診療で取り扱いが異なる
オンライン診療には、健康保険が適用される保険診療と、原則として患者が費用を全額負担する自由診療があります。
自由診療では健康保険の資格確認を行わない場合がありますが、医療機関が本人確認書類の提出を求めることがあります。
健康保険の適用の有無や必要書類については、予約前に医療機関の案内を確認してください。
オンライン診療でマイナ保険証を使う方法
マイナ保険証を利用する場合、オンライン資格確認という仕組みで保険資格を確認できます。オンライン診療では「マイナ在宅受付Web」を使用する方法があります。
事前に準備するもの
マイナ在宅受付Webを利用する際には、主に次のものを準備します。
- 健康保険証の利用登録を済ませたマイナンバーカード
- カードの読み取りに対応したスマートフォンなどの端末
- マイナポータルアプリ
- マイナンバーカードの利用者証明用電子証明書の4桁の暗証番号
- インターネットに接続できる通信環境
マイナ保険証の利用登録状況は、マイナポータルなどで確認できます。また、電子証明書には有効期限があるため、事前に確認しておくと手続きを進めやすくなります。
オンライン資格確認の一般的な手順
マイナ在宅受付Webを利用する場合、一般的には次のように進みます。
- 医療機関から案内されたURLや二次元コードにアクセスします。
- 医療情報の提供に関する同意の有無を選択します。
- 4桁の暗証番号を入力します。
- 端末でマイナンバーカードを読み取ります。
- 医療機関側で保険資格の情報を確認します。
具体的な操作画面や案内方法は利用環境によって異なります。暗証番号は医療機関の担当者などに伝えるものではなく、指定された画面で本人が入力します。
マイナ保険証がない場合のオンライン診療
資格確認書を利用する方法
マイナ保険証を持っていない場合は、資格確認書を使用して保険資格を確認できます。
厚生労働省は、オンライン診療で資格確認書を利用する方法として、患者がビデオ通話の画面越しに券面を提示する例を示しています。
資格確認書は、マイナ保険証の利用登録をしていない人などに、加入する医療保険者から交付される書類です。交付や有効期限に関する詳細は、加入先の医療保険者に確認できます。
資格情報のお知らせとの違い
「資格情報のお知らせ」は、加入する健康保険の資格情報を確認するための書類で、資格確認書とは異なります。
資格情報のお知らせだけでは、通常の保険資格確認に使用できません。
ただし、オンライン診療でマイナ保険証の読み取りができなかった場合などには、マイナンバーカードの券面と資格情報のお知らせなどを組み合わせて確認する方法が示されています。
書類の名称が似ているため、手元にあるものが資格確認書なのか資格情報のお知らせなのか、あらかじめ確認しておきましょう。
オンライン診療の保険証確認でよくある疑問
保険証や資格確認書の写真だけでもよい?
保険資格の確認方法は、使用する書類や医療機関の手続きによって異なります。
スマートフォンで撮影した画像だけで確認を終えられるとは限りません。資格確認書の券面提示や、マイナ在宅受付Webでの手続きなど、医療機関から指定された方法に従ってください。
予約時と診察時のどちらで提示する?
オンライン診療では、予約時の登録手続きで保険資格を確認する場合や、診察前に確認する場合などがあります。
書類の提出時期が案内されていない場合は、予約先の医療機関に問い合わせると確認できます。
転職や退職で健康保険が変わった場合は?
勤務先の変更や退職などによって、加入する医療保険が変わることがあります。
以前の保険資格がそのまま利用できるとは限らないため、現在の加入状況を確認することが大切です。保険資格の反映状況などについて不明な点がある場合は、加入先の医療保険者へ確認してください。
オンライン診療を受ける前に確認しておきたいこと
保険証の確認手続きを円滑に進めるため、予約前には次の事項を確認しておきましょう。
- 受診予定の診療が保険診療か自由診療か
- マイナ保険証または資格確認書のどちらを使用するか
- 本人確認や資格確認に必要な書類
- マイナンバーカードの電子証明書の有効期限
- スマートフォンなどの読み取り環境
- 書類を提出するタイミング
保険資格を確認できない場合の対応についても、医療機関から案内を受けることができます。手続きに必要な情報は、医療機関が指定する方法で提出してください。
制度に関する情報は、厚生労働省の資格確認方法についてやオンライン診療に関するQ&Aでも確認できます。
まとめ|オンライン診療の保険証確認は事前準備が大切
オンライン診療でも、保険診療を受ける場合には健康保険の資格確認が必要です。現在はマイナ保険証または資格確認書を使用する仕組みとなっています。
マイナ保険証では専用のWebページを利用する方法があり、資格確認書では画面越しに券面を提示する方法も認められています。
具体的な手続きは医療機関の案内によって異なるため、予約前に必要書類や確認方法を把握しておくことが大切です。不明な点がある場合は、受診予定の医療機関や加入先の医療保険者へ確認しましょう。





















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