オンライン診療に必要なものは?受診前の持ち物と準備を解説
オンライン診療を初めて利用するときは、何を用意すればよいのか迷うことがあります。スマートフォンやパソコンだけでなく、本人確認書類や健康保険の資格を確認するための書類なども必要です。
また、医療機関によって予約方法や利用するシステム、支払い方法が異なります。この記事では、オンライン診療に必要なものを整理し、受診前の準備や確認事項、診察までの一般的な流れをわかりやすく説明します。
オンライン診療に必要なもの一覧
オンライン診療では、情報通信機器を使って医師と映像や音声でやり取りします。厚生労働省の案内を踏まえると、受診前に確認しておきたいものは次のとおりです。
- スマートフォン・タブレット・パソコンなどの通信機器
- インターネットに接続できる通信環境
- マイナンバーカードや運転免許証などの本人確認書類
- マイナ保険証または資格確認書など(保険診療の場合)
- 医療機関から指定されたアプリや予約情報
- 医療機関が指定する支払い方法に対応した決済手段
すべての医療機関で同じ準備が必要になるわけではありません。予約時の案内を確認し、指定されたものを用意してください。
スマートフォンやパソコンなどの通信機器
オンライン診療には、医師とリアルタイムで映像や音声をやり取りできる通信機器が必要です。スマートフォンやタブレットのほか、カメラとマイクを利用できるパソコンも使用できます。
メールやチャットだけのやり取りでは、オンライン診療を完結できません。利用する機器が医療機関の指定するシステムに対応しているか、事前に確認しましょう。
インターネットに接続できる環境
映像や音声を送受信するため、インターネットへの接続環境も必要です。自宅のWi-Fiやスマートフォンのモバイル通信など、利用可能な接続方法を確認してください。
通信が途中で切れる場合もあるため、医療機関の連絡先や接続できなかった場合の対応方法を控えておくと、連絡する際に役立ちます。
本人確認書類
オンライン診療では、医師が患者本人であることを確認します。本人確認書類として、マイナンバーカード、運転免許証、パスポートなどが利用されます。
確認方法は受診状況や医療機関の案内によって異なるため、指定された書類を準備しましょう。初めて受診する場合は、特に本人確認の手順を確認しておくことが大切です。
マイナ保険証または資格確認書
健康保険を利用する診療では、保険資格の確認が行われます。オンライン診療では、マイナ保険証を利用したオンライン資格確認のほか、資格確認書を提示する方法にも対応しています。
マイナ保険証による確認では、医療機関から案内される専用ページなどを利用する場合があります。具体的な確認方法は、受診先の指示に従ってください。
オンライン診療で用意しておくと役立つもの
通信機器や本人確認書類のほかにも、診察時の説明に役立つ資料があります。必要に応じて、手元にまとめておきましょう。
お薬手帳や現在使用している薬の情報
現在使用している医薬品がある場合は、医師に正確に伝えられるよう準備しておきます。処方された薬だけでなく、市販薬についても、使用状況を説明できるようにしておくことが重要です。
お薬手帳を利用している場合は、診察中に確認できる場所へ置いておくとよいでしょう。
相談内容をまとめたメモ
医師に相談したい内容を、事前にメモしておく方法もあります。気になることや確認したいこと、これまでの受診状況などを整理しておくと、診察中に説明する際の参考になります。
医療機関から検査結果や診療情報などの準備を求められている場合は、指定された資料も用意してください。
オンライン診療を受ける前の準備
カメラとマイクの動作を確認する
予約した診療時間の前に、カメラとマイクが利用できる状態か確認しましょう。使用するアプリやブラウザによっては、カメラやマイクへのアクセス許可が必要です。
専用アプリが指定されている場合は、医療機関の案内に沿って設定します。すべてのオンライン診療でアプリのインストールが必要になるわけではありません。
プライバシーを確保できる場所を用意する
オンライン診療では、健康状態などの個人情報を医師に伝えます。そのため、周囲に会話を聞かれにくく、落ち着いて話せる場所を選ぶことが大切です。
家族などに同席してもらう場合は、事前に医師の許可を得てください。また、医師の了承なく診察中の映像や音声を録画・録音することは控えましょう。
オンライン診療の予約から受診までの流れ
オンライン診療の一般的な流れは、次のとおりです。
- 医療機関がオンライン診療に対応しているか確認する
- 指定された方法で診療予約を行う
- 本人確認や保険資格確認などの手続きを進める
- 予約時間に指定された方法で接続する
- 医師による診察を受ける
- 案内に従って会計などの手続きを行う
診察後に処方箋が発行される場合は、薬局での受け取りやオンライン服薬指導などについて案内を受けることがあります。
なお、オンライン診療を実施できるかどうかは医師が判断します。診察内容によっては対面診療への変更が必要になる場合があります。
オンライン診療に必要なものについてよくある質問
スマートフォンだけでも受診できますか?
医療機関が指定するシステムに対応していれば、スマートフォンを使って受診できます。ただし、本人確認や保険資格確認の方法なども含め、事前に利用条件を確認してください。
クレジットカードは必要ですか?
支払い方法は医療機関によって異なります。クレジットカード決済のほか、銀行振込や後日の窓口支払いなどに対応している場合もあります。予約前に利用可能な決済方法を確認しましょう。
専用アプリの準備は必要ですか?
専用アプリを利用する医療機関もあれば、ブラウザから接続する方式を採用しているところもあります。アプリの必要性や対応機器については、利用する医療機関の案内を確認してください。
まとめ
オンライン診療に必要なものは、スマートフォンなどの通信機器、インターネット環境、本人確認書類が基本です。保険診療の場合は、マイナ保険証や資格確認書などによる保険資格の確認も必要になります。
加えて、予約情報や決済方法、カメラとマイクの設定、診察を受ける場所も確認しておきましょう。必要な準備は医療機関によって異なるため、予約時の案内に従って進めることが大切です。
制度や手続きの詳細は、厚生労働省「オンライン診療について 国民・患者の皆様へ」や厚生労働省「オンライン診療に関するQ&A」でも確認できます。




















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