病院でのマイナ保険証の使い方を受付手順から解説
病院でマイナ保険証を使うとき、受付では何をすればよいのでしょうか。初めて利用する場合は、カードを置く場所や本人確認の方法、画面の操作などが気になるかもしれません。
マイナ保険証は、健康保険証として利用登録したマイナンバーカードのことです。病院や薬局では、専用のカードリーダーを使って保険資格を確認します。
この記事では、病院でのマイナ保険証の使い方を中心に、事前準備、受付の流れ、読み取りができない場合の対応などをわかりやすく解説します。
病院でマイナ保険証を使う前に確認すること
健康保険証としての利用登録が必要
マイナンバーカードを健康保険証として利用するには、事前に利用登録を行う必要があります。
登録方法には、医療機関や薬局に設置された顔認証付きカードリーダー、マイナポータル、セブン銀行ATMを利用する方法があります。
病院の受付に設置されたカードリーダーからも登録できるため、まだ手続きをしていない場合は、受付で利用方法を確認できます。
登録済みかどうかわからない場合は、マイナポータルで利用登録状況を確認することもできます。
カードと電子証明書の有効期限を確認する
受診前には、マイナンバーカードの有効期限も確認しておきましょう。
マイナンバーカードには、カード本体とICチップに記録された電子証明書の有効期限があります。それぞれ期限が異なるため、更新が必要な場合があります。
また、初診の病院では問診票の記入などが必要になることもあります。マイナ保険証以外の持ち物についても、医療機関からの案内を確認しておくとよいでしょう。
病院でのマイナ保険証の使い方と受付手順
病院でマイナ保険証を利用する際は、受付に設置された顔認証付きカードリーダーを操作します。一般的な手順を紹介します。
カードリーダーにマイナンバーカードを置く
病院に到着したら、受付付近に設置されている顔認証付きカードリーダーを確認します。
画面の案内に従い、指定された位置にマイナンバーカードを置きます。カードを置く向きや位置は、機器の表示に従ってください。
初めて利用する場合や機器の場所がわからない場合は、受付職員に確認できます。
顔認証または暗証番号で本人確認する
カードを読み取った後は、本人確認を行います。
一般的には、顔認証または4桁の暗証番号による認証を選択できます。顔認証ではカードリーダーのカメラに顔を向け、暗証番号による認証では画面から番号を入力します。
暗証番号は、マイナンバーカードの利用者証明用電子証明書に設定した4桁の番号です。
画面の案内に沿って操作し、本人確認を進めます。
医療情報の提供について選択する
本人確認の後、過去の診療情報や薬剤情報、健診情報などの提供に関する確認画面が表示されます。
医療情報の提供には本人の同意が必要です。画面に表示された内容を確認し、同意するかどうかを選択します。
すべての情報に一括で同意するだけでなく、情報の種類ごとに選択できる場合もあります。
同意の内容を確認して操作を終えたら、画面の案内に従ってカードを取り、受付職員からの案内を確認してください。
マイナ保険証が病院で使えないときの対応
顔認証がうまくできない場合
顔認証がうまく進まない場合は、カメラとの距離や顔の向きを確認してください。
マスクや帽子などが認証に影響することもあります。顔認証が難しい場合は、4桁の暗証番号による本人確認に切り替える方法があります。
暗証番号がロックされている場合でも、顔認証や受付職員による目視確認で本人確認できる場合があります。操作に困ったときは、受付職員に相談してください。
カードを読み取れない場合
病院の機器や通信環境の不具合などにより、マイナ保険証で資格確認ができない場合があります。
その際は、マイナンバーカードと併せて、マイナポータルの資格情報画面や紙の「資格情報のお知らせ」を提示する方法があります。
初診でこれらの情報を提示できない場合は、受付で「被保険者資格申立書」への記入を案内されることがあります。
「資格情報のお知らせ」は単体では保険資格の確認書類として使用できないため、提示方法に注意が必要です。
マイナ保険証を持っていない場合はどうする?
マイナンバーカードを持っていない方や健康保険証としての利用登録をしていない方は、「資格確認書」を使用する方法があります。
資格確認書は、加入している医療保険者が交付する書類です。病院の受付で提示することで、保険資格の確認を受けられます。
従来の健康保険証は、2025年12月1日をもって有効期限が終了しています。現在の受診方法については、マイナ保険証または資格確認書を基本に確認してください。
資格確認書の交付や有効期限について不明な点がある場合は、加入している医療保険者に問い合わせましょう。
スマートフォンでもマイナ保険証を利用できる?
スマートフォンへの対応準備が整った医療機関では、対応するスマートフォンをマイナ保険証として利用できます。
利用するには、事前にスマートフォン側で必要な設定を行います。受付では、カードリーダーの画面からスマートフォン利用を選択し、本人認証などの操作を進めます。
ただし、すべての病院で利用できるわけではありません。スマートフォンで受付を希望する場合は、受診先の対応状況を事前に確認してください。
病院でマイナ保険証を使う際によくある疑問
初診でもマイナ保険証を使える?
初めて受診する病院でも、マイナ保険証による資格確認に対応している医療機関であれば利用できます。
ただし、初診時には患者情報の登録や問診票の記入など、保険資格の確認とは別の受付手続きが必要になることがあります。
毎回カードリーダーを操作する必要がある?
マイナ保険証を使用する場合は、受診の際にカードリーダーなどを通じて資格確認を行います。
同じ病院を再診する場合も、受付方法については医療機関の案内に従ってください。
暗証番号を忘れた場合はどうする?
暗証番号を忘れた場合でも、顔認証などによって本人確認を行える場合があります。
暗証番号の再設定が必要な場合は、市区町村の窓口などで手続きを行います。具体的な方法は自治体の案内を確認してください。
まとめ
病院でのマイナ保険証の使い方は、カードリーダーにマイナンバーカードを置き、本人確認と医療情報の提供に関する選択を行う流れが基本です。
初めて利用する場合は、健康保険証としての利用登録状況やカードの有効期限を確認しておくとよいでしょう。
機器の不具合などで受付が進まない場合にも、別の資格確認方法が用意されています。具体的な操作や手続きについては、病院の受付で確認してください。
制度や利用方法の詳細は、厚生労働省「マイナンバーカードの健康保険証利用方法」や「資格確認方法について」でも確認できます。





















コメント